noteをその時々で好きに書いていると、けっこう記事がバラけてきます。
なんかバランス悪いなあと思って、他のアカウントなど(スキしてくれたり、フォローしたりされたりしている人)を見てみると、フォロワーが100人以上ついている人のアカウントなどは、記事のテーマをひとつに絞っているものが多く、またデザインも含めてアカウント全体のまとまりが良かったりします。端的に言って自分のnoteよりキレイです。
そこで、本記事では、
noteの記事はテーマをひとつに絞るべきか?(それ以外を書くのはやめておくべきか)
という悩みどころと、現時点でのひとつの考え方をFAQ形式でまとめてみます。
noteの記事はテーマをひとつに絞るべきか
noteの運用方針に関して、フォロワー100人~300人ぐらいまでのアカウントを見ると、大体がそのアカウントのテーマに沿った記事に絞っている印象がある(あまりエッセイや日々の事柄を一緒に書いているものはない)。noteにはテーマとして決めているものに関する記事以外の種類の記事は書かない方が良いと考えるべきか。
確かに、noteで100〜300フォロワー規模のアカウントを見ると、多くがテーマを絞っている傾向があるが、雑記を書いてはいけないというわけではない。
なぜテーマを絞る人が多いのかというと、
- フォロワーが付きやすいから
読者は「この人は◯◯の人だ」と認識できる方が安心してフォローしやすい(ex.「英語学習のnote」「副業のnote」など) - アルゴリズムに乗りやすいから
noteもSNS的要素があり、「この人はこういう分野の発信をしている」と判断されると、類似関心の読者におすすめされやすくなる - 読者の期待とのミスマッチを減らせるから
「英語の勉強法が読みたくてフォローしたのに、突然ペットのエッセイが多い」となると、フォロー解除につながりやすい
といった理由からである。
ただし、雑記を書いてはいけないというわけではない。
まず雑記自体の文章の魅力やキャラ立ちが素晴らしく読者がつくレベルであれば、書いても問題ない(つまり記事のクオリティ次第という面はある)。
そこまでいかないとしても、雑記がメインテーマを補完する役割を果たすなら、むしろプラスに働くことも考えられる。
テーマと完全に無関係ではなく、つなげられるとベターである。あるいは、エッセイで「その人らしさ」が伝わるものなら、読者の親近感につながることもある。
つまりテーマ外は絶対NGではなく、「どう関連づけるか」「全体の割合をどうするか」がポイントといえる。
読者にとってのまとまり感を出す工夫
中心記事以外に周辺記事を書くこと自体はNGでないとしても、周辺記事の話題(種類)が多いとバラついている印象になる。
note読者は「人」をフォローする傾向もあるので、”テーマの核”と”読者が親しみを持ちやすい要素”のバランスがむしろ魅力になることもある。ただ、周辺記事が多すぎるとアカウントの軸がぼやけるのはたしかなので、読者にとっての「まとまり感」を出す工夫をするのがよい。
まとまり感を出す工夫のひとつは、カテゴリを見せることである。
note記事のタイトルや冒頭でラベルをつけ、読者に「これは何系の記事か」が一目でわかるようにするのがよい。
2つめは、中心と周辺の比率を調整することである。
テーマ(中心記事):エッセイなど雑記(周辺記事) = 7:3 くらいを意識する。核となるテーマがしっかりしていると、周辺が“人間味”としてプラスに働くことがある。
3つめは、シリーズ感を出すことである。
そのアカウントのテーマとなる中心記事は、定期的に扱うと、待っている読者がつきやすい。周辺記事は”番外編”扱いにすると、違和感なく混ぜられる。
なお、日常系エッセイは、最も気軽に書けて親しみやすさも出る一方、「この人は何を書きたいアカウントなのか」がぼやける危険が大きいので、比重を下げた方が無難である。
結び
まとめると、
- noteの運用方針としてテーマ以外の記事が絶対NGというわけではない
- メインテーマとの補完性や関連性があるとベターである
- 全体のバランスとして、中心:周辺=7:3ぐらいに収まるように割合を調整する
- まとまり感を出すために、カテゴリを見せる(タイトルや冒頭にラベルを付ける)
- メインテーマの記事は定期的に出すように心掛ける
といったところです。
いったんこのような考え方で、noteを運用します。
以上、ブログ裏話でした。