法律エッセイ

法律をわかりやすくもっと身近に

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ブログやツイートを書くときの気持ちのことなんですが。

自分自身は、難しいことをわかりやすく話してくれる人に感動するんですよね。

難しいことを難しく正確に話せる人は、頭がいいと思います。

でも、本当に頭がいいのは、難しいことをわかりやすく話してくれる人だと感じるわけです。

そういう話を聞いたときは、脳みそが洗われたような気分になります。おおおおおー、みたいな。

聞けばわかれば面白い。

法律って、サザエさんに出てくるカミナリじいさんみたいな感じがします。

普段はしかめっ面で怖い顔をしているように見える(ので、普段は敬遠してしまう)けど、話してみると実はとても優しい、みたいな。

趣旨がわかると、そういう優しい眼差しが見えることがあります。

故事のなかにわかりやすい例え話があって、項羽と劉邦の話で、こういうのを聞いたことがあります。

咸陽を制圧した劉邦が、たった3か条のみの法律を施行して、それまで苛酷な法律に苦しめられていた民衆から感謝された、という話。その3つとは、

「殺すな。傷つけるな。盗むな。」

現代の複雑な社会でこのようにできない(寓話にすぎない)ことは当然わかっていますが、本来、法とはそのような身近でわかりやすい存在であるべきだと思います。

制度というのは、目に見えない家のようなもの(会社でいえば、社内規程やマニュアルも制度)。

そこにみな住んでいるわけで。意識していなくても。

誰かにとって住み心地の良いところは、他の誰かにとって住み心地の悪いところだったりします。

だから万能の設計というのはないけど、そこをどう調整して設計・構築していくかが、国なら政治家と官僚の、会社ならバックオフィスの、腕の見せどころであるはず。

法律って難しく見えるけれども、わかってみると、実は大したこと言ってなかったりします

難しい言葉を何度も何度も読んで、「そうか!わかった!」となった後は、

「そんなことか!だったらもっとわかりやすくしゃべれやコラァぁぁぁぁぁあ!」

といつも思います(いまでも思いますw)。

とりとめのない文章になりましたが、要するに、専門家同士の会話のようなやり方というよりは、なるだけ自然な肌感覚でわかりやすい内容になるよう、ブログやTwitterを書き連ねていきたい、と思っています。

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